あなたは「矯正治療」についてどんなイメージを持っていますか?
ひょっとして単に「歯並びを直す治療」というふうに思っていませんか?
「矯正治療」は単に「歯並びを直す治療」ではありません。
「歯並びは気になるけど、受診するのはちょっと気がひける」、「高いし、別に困ってないから」と思っている方はぜひこの冊子をご覧になってください。きっと、矯正治療に対するイメージが変わると思います。
当院の院長、副院長共に矯正治療を実際経験し、歯並びをなおした立場から、矯正治療がいかに必要なのかということを、身をもって知り、より多くの人々に知っていただきたいという思いから、この小冊子を作ることにしました。
当院に来られた方で、ご希望の方には毎月10名様に無料で副院長が執筆した小冊子、「なぜ、矯正治療が必要なのか?」をお配りしております。
当院を受診することが難しい方には、Amazonにて販売もしております。
矯正治療は、ただ歯を並べてきれいにする治療ではなく、本来あるべき歯の機能を最大限に引き出してあげる治療だと思っています。
歯を削ってきれいなかぶせ物で覆うのは時間もかからず、簡単です。しかし、歯は生き物です。そして一度神経をとった歯は二度と生き返ることはありません。お口の中の環境はとても過酷です。歯は毎日の食事、緊張時の食いしばりなどに耐えなければいけません。そんな歯が過酷な環境を耐えることができるでしょうか。
矯正治療は、生きている歯をゆっくりと時間をかけて、その歯が最大限力を発揮できる場所へ誘導してあげる…。とても大変で負担がかかる治療です。しかし、これからの人生、お口の健康を維持していこうと考えたら、どちらを選択すべきか、一目瞭然だと思います。
人間は、お口からしか栄養をとることができません。お口の中できちんと咀嚼することで体の健康は保たれていると言っても過言ではありません。
そのためにも、歯が機能を最大限に発揮できる環境を整えてあげることは、とても大切です。本当の美しさというものは、適切な機能も兼ね備えたものだと考えております。つまり、矯正治療は美しさのためだけに存在するのではなく、機能を改善させるためにも必要なのです。
歯がふぞろいだったり、上下の顎の歯ならびがお互いにちゃんと噛み合わない状態を、専門的には「不正咬合」といい、放っておくとお口の内の様々なトラブルを引き起こしかねません。