医療法人 松尾歯科矯正歯科は、当院では歯科医療に係る医療安全管理対策に積極的に取り組んでおります。
ぜひ安心して治療をお受けください。
医療法人 松尾歯科矯正歯科では、院内感染の予防や、歯周病治療のため、給水ユニットに連続殺菌歯科治療システムである「EPIOS ECO SYSTEM(エピオスエコシステム)」を佐賀県の歯科医院では初めて導入しました。(2016年7月現在)
具体的には、歯を削る道具から出る水など、治療で使う全ての水、器具の消毒やスタッフの手洗い水、患者様のうがい水に至るまでエピオスエコシステムで生成された身体に安全な「殺菌水:エピオスウォーター」を使用し、院内感染の防止に努めています。 ほとんどすべての細菌・ウイルス(MRSA・肝炎・エイズなど)を殺菌しますので、安心して治療をお受けください。
エピオスエコシステムで生成される、エピオスウォーターによる「バイオフィルムの破壊」と、その後の「高い殺菌効果」による除菌能力が、安全で効果的な歯周病治療につながると期待されています。
歯周病は、ブラッシングだけの清掃や、薬による治療だけでは治すことはできないと言われており、歯科医院で治療しなければ改善することはできません。そのような中で、歯周病に有効な治療方法として「エピオスウォーターを使用したスケーリング治療」が、注目されています。
歯科での定期検診で、歯石取りなどのスケーリング中もエピオスウォーターを使用することで、歯周ポケットのバイオフィルムの破壊と殺菌効果による除菌を効果的に行うことができます。
ご家庭でも普段からエピオスウォーターでうがいをすることによって、歯周病を予防することができます。また、インプラント周囲の炎症や歯の根が膿んでしまった場合の殺菌にも有効です。
患者様がホームケアをする為の高濃度エピオスウォーターのことをPOICウォーター(ポイックウォーター)といいます。POICウォーターとは、不純物を極限まで取り除いた「超純水」と、純度99.9%の「塩」を混合し「電気分解」した、薬品を一切使用していない、殺菌水です。また、口臭の発生やプラークの形成を抑制するため、歯周病や虫歯の予防に効果的です。
POICウォーターにはプラーク(タンパク質汚れ)を分解し、プラークの下にある むし歯菌・歯周病菌 を殺菌する2つの効果があるため、一般的な洗口液と比べても抜群に安全で、しかも高い殺菌力を有しています。
POICウォーターによるホームケアをお勧めしています
「口臭が気になる」
高濃度のPOICウォーターをご家庭で使用することで、虫歯・歯周病菌を殺菌することができます。
「歯がざらつく」「口がネバネバする」
POICウォーターの高いタンパク分解力で、うがいをするだけで、歯についたタンパク質の汚れなどが落ちやすくなり、効果的に短時間で歯を磨くことができます。 POICウォーターの強い殺菌力で、うがいをするだけで、インフルエンザ予防、その他の感染症予防に効果があります。
この度、医療法人 松尾歯科矯正歯科では、国の定める法令を遵守した上で、それ以上に厳しい基準である、歯科用ユニット治療水の細菌数『0』というPOIC®研究会が定めた困難な基準をクリアーしていることに対し、佐賀県の歯科医院で初めて「歯科治療水安全認定施設」 に認定されました。2016年9月現在、佐賀県の歯科医院では唯一の認定施設です。
細菌数『0』という検査結果は、歯科医院の治療環境が、患者様、及びスタッフにとっても〈安心・安全〉であるという保証の証となります。認定を受けた細菌数ゼロの歯科治療水で治療を行っていますので、ぜひ安心して治療をお受けください。
患者様のプライバシー確保のため、また、院内感染を予防し、歯科医師、歯科衛生士、歯科助手全員が集中して治療に臨めるように、医療法人 松尾歯科矯正歯科の診療室はすべて完全個室の診療室となっております。
歯科医院では毎日たくさんの方の歯を削りますが、その際、歯牙やつめ物、かぶせ物、歯石、入れ歯などを削った時には切削片が必ず出ます。この切削片は唾液や血液、口の中の細菌などを含む粉じん(飛沫核、エアロゾル)ですが、この粉じんのサイズは小さいもので10ミクロン以下であり、歯科の一般的な診療室である、1つの部屋の中に多数の診療台を並べて置いている環境の中では、10分程度で診療室全体に拡散してしまいます。
この結果、お口を開けて治療している患者様のお口の中に、隣で削っている患者様の歯から出る唾液や血液、口の中の細菌などを含む粉じんが入り、院内感染の原因になる可能性があります。そのため、院内感染対策として完全個室の診療室は、室内空気からの感染リスクを軽減することができるため、かなり有効な方法であると考えられます。
個室診療室のメリット
全室口腔外バキューム装置完備による院内感染防止対策
全室個室診療室にし、粉じんの拡散を防止することができても、その粉じんを取り除くことができなければ意味がありません。そこで、当院では全室に口腔外バキュームを完備し、粉じんの除去、また、治療時に発生する不快な臭いも除去するよう努めています。口腔外バキュームは、治療時に生じる粉じんを90%以上も削減する効果があると言われており、クリーンな診察室をつくり、治療の安全性をより向上させることができます。
紙コップ、紙トレー、紙エプロンを使い、患者さん毎に廃棄処分し、新しい物に交換します。また、1回使った器具は滅菌し、毎回新しい器具を使います。
当然、1人の患者さんが終わると、手袋は廃棄処分し、患者さん毎に新し い手袋に交換します。
ハンドピースの交換、滅菌
2017年1月16日の佐賀新聞に、「歯科器具使い回し 国は交換、滅菌指導」という以下の記事が掲載されました。
「交換や滅菌処理をせずに使い回される事例があるのは、ドリルの持ち手部分の「ハンドピース」といわれる器具。厚生労働省は2014年6月、院内感染対策の徹底を図るため、「患者ごとに交換し、オートクレーブ(高圧蒸気)滅菌をすることを強く勧める」という通達を出している。県西部のある歯科医師は「都市部では滅菌が常識」とした上で、県内で複数の医院に勤務した経験がある歯科衛生士や、患者の話をもとに「佐賀では滅菌されていないケースが少なくない」と問題視する。5年に1度の立ち入り検査を担当する保健福祉事務所職員の一人も「聞き取りを担当した医療機関の約半数で適切な滅菌処理をしていない」と感じている。」
当院では、この、ハンドピースといわれる器具にも、ヨーロッパ滅菌基準EN13060ClassSに準拠した滅菌器を用い、患者様ごとに器具の交換をし、国際基準の滅菌を行っております。どうぞ安心して治療をお受け下さい。
ウォッシャーディスインフェクター
当院では、洗浄・消毒作業を全自動で行う器具除染用洗浄器であるウォッシャーディスインフェクター「IC Washer」を用いて、精度の高い器具の洗浄・消毒から乾燥を全自動で行っています。手洗いで洗浄する場合よりも器具の溝や細管内部など、細かい部分まで洗浄・消毒することができ、また高温で係留することで、除菌も可能となっています。
待合室に、マスクフジコー社製の、光触媒で室内を消臭・除菌する空気消臭除菌装置を設置し、また、各診療室、カウンセリングルームに、ダイソン社製の、PM0.1の微粒子までも99.95%捕らえる空気清浄機を設置しております。
当院では歯科医療に係る医療安全管理対策について、下記の通り取り組んでいます
院長